《3分で分かる》アーメンとは?

アーメンとは?

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アーメン…

[ヘブル語]’ame~n,[ギリシャ語]ame~n.「確証する」「支持する」という意味を持つ語根 [ヘブル語]アーマンから出た語で,[ギリシャ語]ame~nはその音訳.70人訳聖書は,[ギリシャ語]genoito(そのごとくなるように)(民数5:22,申命27:15以下,詩篇41:13等),[ギリシャ語]ame~n(Ⅰ歴代16:36,ネヘミヤ5:13,8:6),[ギリシャ語]ale~tho~s(確かに,まことに)(エレミヤ28:6),[ギリシャ語]ale~thinos(まことの)(イザヤ65:16)と訳している.新約聖書では指導者の語ったことに対する会衆の同意のことばとして用いられている(Ⅰコリント14:16).さらに,このことばは神の約束の確かさと同一視され(Ⅱコリント1:20),一般的には「そのごとくなるように」「まことに」「実に」の意味がある.旧約聖書では,頌栄(Ⅰ歴代16:36,ネヘミヤ8:6),律法に対する会衆の同意(民数5:22),誓い(ネヘミヤ5:13),神の称号(イザヤ65:16)を表すのに用いられているほか,ソロモンを王に任命するとのダビデの宣言に対するベナヤの応答(Ⅰ列王1:36),ハナヌヤの預言に対するエレミヤの応答(エレミヤ28:6)にもこの語が用いられている.新約聖書では,主イエスが語られた厳かな教えは,「まことに([ギリシャ語]ame~n),あなた(がた)に告げます」ということばによって確かなものとされ(マタイ5:18,26等),特にヨハネの福音書では,「まことに,まことに([ギリシャ語]ame~n ame~n),あなた(がた)に告げます」と,この語が繰り返されている(ヨハネ1:51,3:3等).さらに,このことばは,頌栄(ローマ11:36),祝祷(ローマ15:33),文書の締めくくり(新約諸書簡には,3回は祝祷とともに〔Ⅰコリント16:24,ガラテヤ6:18,黙示録22:21〕,3回は頌栄とともに〔ローマ16:27,Ⅱペテロ3:18,ユダ25節〕,終りにアーメンが付されている),預言に対する同意(黙示録1:7),神への畏敬(ローマ1:25),神の称号(黙示録3:14)として用いられている.→頌栄,祝祷.(森 文彦)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社