《3分で分かる》アルファとオメガとは?

アルファとオメガとは?

アルファとオメガ…

[ギリシャ語]αとω.ギリシヤ語24文字の最初と最後の文字.ヘブル語の〓(アーレフ)と〓(ターウ)(最初と最後の文字)からきていると思われる.主が「常にいまし,昔いまし,後に来られる方」として「わたしはアルファであり,オメガである」(黙示録1:8)と語られる時,「わたしは,『わたしはある.』という者である」(出エジプト3:14)とモーセに語られたのと同一の意味であることを知るのである.旧約聖書においては,特にイザヤが,初めであり終りである神を示している.天地の創造主として(イザヤ48:12),歴史の支配者として(同41:4),贖い主として(同44:6)御自身を啓示された主は,唯一絶対なる神として自己宣言をされた(同43:10).新約聖書では,ヨハネの黙示録において,アルファでありオメガである主が啓示されている.父なる神御自身が「わたしはアルファであり,オメガである」と宣言され,永遠に存在される方として,万物の支配者として,最後の審判をなさる方として,また新天新地を来らせる方として記されている.またこのことばは,御子イエス・キリストについて用いられている.「わたしはアルファであり,オメガである.最初であり,最後である.初めであり,終わりである」(黙示録22:13.参照1:17,2:8)と言われるのである.アルファでありオメガである方とは,天地の創造主,歴史の支配者,贖い主,最後の審判をなさる方,新天新地の完成者として,存在と時間において絶対者なる方,絶対的権威を持つ方という意味である.私たちはこのアルファでありオメガである方の子として,この方の御計画の中に入れられ,導かれている.それゆえ,パウロとともに,「すべてのことが,神から発し,神によって成り,神に至るからです.どうか,この神に,栄光がとこしえにありますように.アーメン」(ローマ11:36)と告白しつつ生かされたいものである.→キリストの称号,神の称号.(坂野慧吉)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社