《3分で分かる》ベルカウワー,ヘリット・コルネーリスとは?

ベルカウワー,ヘリット・コルネーリスとは?

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ベルカウワー,ヘリット・コルネーリス…

[オランダ語]Berkouwer, Gerrit Cornelis.1903年— 現代の福音派の教義学を代表するオランダの改革派神学者.アムステルダム自由大学でV・ヘップに師事,論文Geloof en Openbaring in de nieuwere Duitsche Theologie(「近代ドイツ神学における信仰と啓示」)1932によって学位を取得.18年間牧会に従事した後,1945年ヘップの後任として母校の教義学教授に就任,現在名誉教授.オランダ王立科学院会員.1961年には第2ヴァチカン公会議にオブザーバーとして招かれ出席.その神学は,H・バーヴィンクに代表される歴史的改革派神学の伝統を重んじつつ,バルト神学とカトリック神学との討論のうちに展開されてきた.しかし,近年,次第に伝統説に批判的になる一方,現代神学の実存的モチーフを評価する傾向を示してきている.バルト自身『教会教義学』の中で取り上げているDe Triomf der Genade in de Theologie van Karl Barth,1954(英訳1956),第2ヴァチカン以後のカトリック神学を扱ったThe Second Vatican Council and the New Catholicism,1965,主著と言われている18巻の教義学研究書,Dogmatische Studie¨nを初め,多数の著作・論文がある.また,A Half Century of Theology,1977は,ベルカウワー神学の発展的形成を知るための貴重な自叙伝風の文献である.(宇田 進)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社