《3分で分かる》ウィルクス,パジトとは?

ウィルクス,パジトとは?

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ウィルクス,パジト…

Wilkes, Paget.1871年1月19日—1934年10月5日.パジト(パゼット)・ウィルクスは英国教会宣教会(CMS)宣教師,日本伝道隊創立者である.父は英国教会の司祭.高等学校時代,F・B・マイアーの説教により回心.オックスフォード大学リンカン・カレッジに学ぶ.在学中オックスフォードキリスト者学生会に属し果敢な伝道を行い,また海外伝道を志した.1897年B・F・バクストンの招きに応じ来日し,松江に赴きバクストンとともに松江とその周辺一円に活発な宣教活動を行った.1903年帰英中のバクストンとともに超教派的伝道団体「日本ワンバイワンミッション」を結成,1904年団体名を「日本伝道隊」と改め,1905年本部を神戸に移し熱烈な伝道活動を展開した.特に神戸の歓楽街湊川に伝道館を開設,同労者竹田俊造らとともに,関西弁を交えた巧みな日本語を操りながら,平易な大衆伝道を繰り広げ,幾多の魂をキリストへと導いた.また柘植不知人,安藤仲市など多くの教役者が伝道館から輩出している.ウィルクスは短期間の本国帰国を除き,ほとんどその全生涯を日本のために燃やし尽した.著書は『パゼット・ウィルクスの日本伝道日記』や各種の聖書注解,説教集のほか,『救霊の動力』『信仰の動力』『贖罪の動力』『キリスト者生涯の動力』などいわゆるダイナミックシリーズが世界的に著名で,何か国語にも訳されている.<復>〔参考文献〕E・W・ゴズデン『燃える心の使徒パゼット・ウィルクス』いのちのことば社,1971;P・ウィルクス『パゼット・ウィルクスの日本伝道日記』いのちのことば社,1978.(工藤弘雄)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社