《3分で分かる》ヤコブ(旧約)とは?

ヤコブ(旧約)とは?

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ヤコブ(旧約)…

[ヘブル語]ya`aqo~b_,[ギリシャ語]Iako~b.イスラエル12部族の祖.イサクとリベカが生んだふたごの兄弟の弟.兄はエサウ.ヤコブの名は,「かかと」([ヘブル語]アーケーブ)と同根の「かかとをつかむ」([ヘブル語]アーカブ)に由来する(参照創世25:24‐26).ヤコブはレンズ豆の煮物を空腹のエサウに与え,引き換えに長子の権利を獲得した(同25:29‐34).さらに,老年になり視力の衰えた父イサクを欺いて,父のエサウへの祝福を横取りした(同27:1‐40).その結果エサウの憎しみを買い,母リベカの故郷カランへ逃げ(同27:41‐28:5),おじラバンのもとで彼に仕えながら20年間を過した.その間にラバンの娘レアとラケルを妻としてめとり,2人の妻とそれぞれのそばめジルパとビルハによって,12人の息子と1人の娘を得た(同29,30章.ただし,末息子ベニヤミンはカナンへの帰途生れた.同35:16‐18).やがてヤコブは,妻たちと子たちを連れ,すべての家畜・財産を持っておじのもとから逃げ,生れ故郷のカナンの地に帰って来た(同31章).旅の途中,ヤボクの渡しのペヌエルで神の使いと夜明けまで格闘して勝ち,神から祝福を受け,名をイスラエルと変えられた(同32:22‐32).その後,カナン一帯が飢饉の時に,一族をあげてエジプトへ移住し,そこで死んだ(同42‐49章).彼の一生は147年であった(同47:28).(→コラム「ヤコブの井戸」).(岡本昭世)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社