《3分で分かる》アルミニウス,ヤーコービュスとは?

アルミニウス,ヤーコービュスとは?

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アルミニウス,ヤーコービュス…

Arminius, Jacobus.1560—1609年.オランダ改革派の神学者.オランダのオーデワーテルに生れ,15歳で新設のライデン大学に入学,その後ジュネーブ大学でベーズ(ベザ)に学ぶ.1588年,アムステルダム教会の牧師に就任.人々は,彼の雄弁な説教,聖書講解,謙遜な人柄に魅せられたと言う.1589年にオランダの一般信徒コールンヘルトがベーズの堕落前予定論に反駁し,一大旋風をカルヴァン主義の王国にもたらす.アルミニウスは,彼を論駁する神学者として任命され,聖書と教父の教理を研究することになるが,かえってベーズの教理に行き過ぎを感じ,コールンヘルトに始まった「レモンストラント派(抗議派)」の神学を指導するようになった.1603年ライデン大学の教授に就任,「キリストの大祭司職について」と題した講演で神学博士号を受ける.だが同大学で,ベーズの教えを強力に弁護するゴマールスと予定論に関して論戦を交え,論戦は大学を,そしてやがて国をも分裂させる勢いで発展する.1609年に病に倒れて死を迎えるまで,アルミニウスはライデン大学で教鞭をとった.49歳であった.→アルミニウス主義.<復>〔参考文献〕The Writings of Jacob Arminius, Baker, 1956 ; Bangs, C., Arminius : A Study in the Dutch Reformation, Zondervan, 1985.(藤本 満)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社