《3分で分かる》カイパー,アーブラハームとは?

カイパー,アーブラハームとは?

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カイパー,アーブラハーム…

Kuyper, Abraham.1837—1920年.オランダの改革派神学者,政治家.ロッテルダム郊外で生れ,ライデン大学に学ぶ.1863年ベイストで牧師となる.ユトレヒト,アムステルダムで牧会後,牧師を退職し(1874年),1876年カルヴァン主義運動の指導者となる.1878年に反革命党を組織し,下院議員として全面的にキリスト教的社会活動,政治活動に献身した.1880年にアムステルダム自由大学を創立し,学長となる.1886年にオランダ改革派教会(GKN)を組織した.1898年,プリンストン大学でストーン講演Lectures on Calvinism(上田丈夫訳,1935,鈴木好行訳,1988)を行い,1900—05年,首相を務める.神学的にはカルヴァンの一般恩寵の思想を発展させキリスト者の社会活動の基礎を築いた.彼の最大の貢献は生の全領域をキリストの主権のもとに従わせる,いわゆる「領域主権論」を展開したことである.主著にPro Rege(『王のために』1892).De Gemene Gratie(『一般恩寵論』全3巻,1902—05)がある.そのほか,Principles of Sacred Theology(『神学原理』1898),The Work of the Holy Spirit(『聖霊のみわざ』1900)などがある.(石井正治郎)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社