《3分で分かる》カーネル,エドワード・ジョンとは?

カーネル,エドワード・ジョンとは?

カーネル,エドワード・ジョン…

[英語]Carnell, Edward John.1919—67年.アメリカ・バプテスト派の神学者.ハーバード,ボストンの両大学より二つの学術博士号を取得,1948年フラー神学校の創立に参加し,1967年急逝する時まで同校宗教哲学・倫理学教授,1954—59年までは校長を務めた.特にカール・ヘンリらとともに,第2次大戦後,福音的キリスト教の学問的立証に貢献した.「組織的首尾一貫性」(非矛盾律への準拠と,人間経験のトータリティとの一致調和)を軸とした合理的弁証を提示したAn Introduction to Christian Apologetics, 1948,人生を意味あらしめる価値観の選択を中心に展開した福音の弁証を内容とするA Philosophy of Christian Religion, 1952,人間の道徳的苦悩に対する実存的解答を示すことによる道徳的性格の弁証を訴えたChristian Commitment,1957の三代表作のほかにも,The Theology of Reinhold Niebuhr, 1950 ; The Case for Orthodox Theology, 1959 ; The Burden of So¨ren Kierkegaard,1965といった注目すべき著作がある.(宇田 進)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社