《3分で分かる》シュヴァイツァー,アルベルトとは?

シュヴァイツァー,アルベルトとは?

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シュヴァイツァー,アルベルト…

Schweitzer, Albert.1875—1965年.ドイツの神学者,哲学者,医師,音楽家.ドイツ領アルザスの小都市カイザースベルク(現フランス領)に,ルター派の牧師の長男として生れる.ストラスブール大学で神学と哲学を学び,パリ及びベルリンに留学.ストラスブールのルター派教会の牧師を経て神学部の講師を務める.しかし,当時フランス植民地だった赤道アフリカの黒人の病苦,惨状を知り,30歳になってから医学を修め,赤道アフリカのランバレネに病院を建設,妻を助手としながら,医療と伝道に従事した.彼は,ヨーロッパに帰っては講演をし,印税と寄付によって生涯この事業を支え続けた.『水と原生林のはざまにて』はその初期の活動報告である.彼の神学界における貢献は『イエス伝研究史』に見られる.彼は,徹底的終末観によってイエスの生涯を解釈し,従来の近代的・自由主義的なイエス伝を厳しく批判した.パウロ研究にも優れた業績を残し,『パウロ研究史』『使徒パウロの神秘主義』などを著した.また,幼少よりオルガンを習い,後に,パリのパイプオルガンの師ヴィドールに師事,バッハ研究の第一人者になった.『バッハ』『バッハ・オルガン曲集』などのほか,音楽に関する幾つかの論文を発表している.1953年,ノーベル平和賞を受賞した.(中沢啓介)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社