《1分で分かる》波多野精一とは?

波多野精一とは?

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波多野精一…

1877—1950年.宗教哲学者.長野県松本に生れる.東京帝国大学文科大学哲学科卒.大学院に進みR・ケーベルに師事.西洋哲学史を専攻.同時に東京専門学校(現早稲田大学)講師となる.24歳で著した『西洋哲学史要』(1901)は長く読み継がれた名著である.1904年から約2年ドイツに留学し,A・ハルナック,E・トレルチュなどの講義を聴講し,宗教史学派の研究に触れる.帰国後,東大で原始キリスト教の講義をし,翌年『基督教の起源』(1908)を刊行.1917年京都帝国大学教授となり宗教学講座を担当.宗教哲学者としての仕事が始まり,『宗教哲学』(1935),『宗教哲学序論』(1940),『時と永遠』(1943)の三部作に結実した.『波多野精一全集』(全6巻,岩波書店,1968—69)がある.→キリスト教哲学,理性と信仰.<復>〔参考文献〕石原謙他『宗教と哲学の根本にあるもの』岩波書店,1954;宮本武之助『波多野精一』日本基督教団出版部,1965;小原国芳/松村克己編『追憶の波多野精一先生』玉川大学出版部,1970.(春名純人)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社