《1分で分かる》頌栄とは?

頌栄とは?

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頌栄…

[ラテン語]Doxologia.ギリシヤ語のdoxa(栄光)とlogos(ことば)が合成してできた語.三位一体の神に栄光を帰し,その御名をほめたたえるために作られた賛美歌.Doxologiaにはグロリア・イン・エクセルシス(大頌栄)とグロリア・パトリ(小頌栄)とがある.大頌栄はローマ・カトリック教会でミサの一部として用いられている.今日のプロテスタント教会が用いている頌栄は小頌栄を指す.日本聖公会では栄光の頌,カトリック教会では栄唱と呼ばれている.<復> 頌栄は三位一体の神をほめたたえているが,それはマタイ28:19,Ⅱコリント13:13に由来する.そのような歌は,シリアに始まるが,後には,キリストの神性を否定するアリウス派に挑戦する目的でも用いられた.東方教会では,二つまたはそれ以上から成る詩篇を誦するたびに歌われ,西方教会では,詩篇の歌誦が一篇終るごとに歌われた.この習慣がプロテスタント教会にも受け継がれ,詩篇の交読の後だけでなく,次第に礼拝の初めや終りに歌われるようになった.→賛美歌,礼拝.(中沢啓介)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社