蔦田二雄とは?
蔦田二雄…
1906—71年.英国に留学中に回心と聖化を経験する.福音宣教に献身を決意して帰国.昭和初期の日本ホーリネス教会におけるリバイバルと分裂の両方を経験する.その結果,日本聖教会(戦時下の日本基督教団第6部)にて開拓伝道に従事.超教派運動に展開したリバイバル・リーグで再びリバイバルを経験.宣教師が中国,モンゴルなどに赴くに至る運動を指導する.突如,第2次世界大戦下の政府による教会弾圧のゆえに,2年間の入獄を経験する.終戦後,イムマヌエル綜合伝道団と聖宣神学院を創立.日本新教連盟,宣教百年記念運動,日本プロテスタント聖書信仰同盟,日本福音同盟,日本聖書刊行会,日本福音文書刊行会の創立,ビリー・グラハム・クルセードなどに指導的貢献をする.宣教師を数か国に派遣して,わが国の国外宣教活動の草分けとなる.→日本の教会史,日本のおもな教団・教派.<復>〔参考文献〕『蔦田二雄全集』全11巻,いのちのことば社,1986—88;『蔦田二雄イムマヌエル創群日誌』全7巻,いのちのことば社,1990—91.(蔦田眞實)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社