《1分で分かる》キュング,ハンスとは?

キュング,ハンスとは?

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キュング,ハンス…

[ドイツ語]Ku¨ng, Hans.1928年— カトリック神学者.スイスのルツェルン州ズールゼーに生れる.ローマの教皇庁立グレゴリアナ大学(イエズス会経営)で学ぶ.カール・バルト研究で神学博士号を取得,1954年,ローマで司祭に叙階される.現在,テュービンゲン大学のエキュメニカル研究所でエキュメニカル神学教授と研究所長を兼ねている.第2ヴァチカン公会議の神学顧問としても影響を及ぼす.彼の著書『ゆるぎなき権威?』は,カール・ラーナーとの論争を引き起した.また,ドイツ司教会議の司教団は1971年2月19日付で,キュングの神学が,カトリック神学を否定するがゆえに,もはやカトリック神学とは言えないとの声明を発表した.キュング自身は同年3月20日付で,「私はキリスト者であるがゆえに,(カトリック)教会にとどまる」と語っている.<復>〔参考文献〕「神学ダイジェスト」71年冬季号24,上智大学神学会;『ゆるぎなき権威?』(真生シリーズ2)新教出版社,第1版1973.(太田良一)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社