《1分で分かる》テルトゥリアーヌスとは?

テルトゥリアーヌスとは?

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テルトゥリアーヌス…

[ラテン語]Tertullianus, Quintus Septimius Florens.150/160—220年頃.ラテン教会の偉大な神学者.アフリカ(カルタゴ)に駐屯したローマ軍の百人隊長の家に生れた.古典学,修辞学などを修め,当初,ローマで法律家として活躍した.194年頃,キリスト教に入信した後,カルタゴに戻り,教会教師となって働いた.207年頃からは道徳的に厳しいモンタノス運動にも参加した.彼は哲学とキリスト信仰との違いを明確に指摘し,「アテネとエルサレムとはどんなかかわりがあるのか」「不合理なるがゆえに私は信じる」と訴えた.また,西方教会で初めて三位一体の教理を体系付け,正統派信仰の確立に貢献した.父なる神とロゴスとの永遠的な並存,世界創造へのロゴスの介入,ロゴスの受肉を取り扱ったロゴス論も注目される.おもな著作としては,『護教論(弁証論)』『マルキオン反駁論』『プラクセアス反駁論』『霊魂論』などがある.(石黒則年)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社