《1分で分かる》ボナヴェントゥーラとは?

ボナヴェントゥーラとは?

スポンサーリンク

ボナヴェントゥーラ…

[ラテン語]Bonaventura.1221—74年.スコラ学者.フランシスコ会士.本名ジョヴァンニ・ディ・フィデンツァ([イタリア語]Giovanni di Fidenza).ボナヴェントゥーラは恐らく修道士間の呼称(幼時重病の不思議に癒えてよりこの名を与えられたとも言う.venturaは「幸福」の意).イタリア中部,バニョレアで生れた.パリにおいてヘールズのアレクサンデルに学び,後,教えもした.フランシスコ会総会長として会の運営指導に尽した功績は大きい.アリストテレース盛行の時代にあってこれに流されず,むしろ聖ヴィクトル学派の影響を受けた伝統的アウグスティヌス主義に立つ神秘思想家.知性を必ずしも排除せず,節度ある宗教的神秘的心情の包容性が特色.著書『神へと至る精神の旅路』(Itinerarium mentis in Deum)は小篇ながら代表作とされよう.→スコラ学.(大村晴雄)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社