《1分で分かる》ヤコブ(新約)とは?

ヤコブ(新約)とは?

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ヤコブ(新約)…

[ギリシャ語]Iako~bos.ゼベダイの子でガリラヤの漁師.使徒ヨハネの兄弟.ガリラヤ湖岸で網を繕っていた時に主イエスに呼ばれて弟子となり,ペテロ,ヨハネとともに12使徒の中心人物となった.「雷の子」(マルコ3:17)と呼ばれた激しい気性の持主で,イエスを受け入れないサマリヤ人を天からの火で焼き尽すことさえ考え,主に戒められた(ルカ9:51‐56).また天で主に次ぐ高い位を要求して他の弟子たちの反感を買う厚かましい面もあった(マルコ10:37‐39).その時主はヤコブの最期を暗示するようなことばを語られたが,あたかもそのことばの成就であるかのように,彼は紀元44年にユダヤの民衆の気を引こうとしたヘロデ・アグリッパ1世によって殺害され,使徒の中で最初の殉教者となった(使徒12:2).「ヤコブの手紙」の著者はこの使徒ヤコブではなく,主の兄弟ヤコブである.(井之上薫)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社