《1分で分かる》グレゴリオス(ニュッサの)とは?

グレゴリオス(ニュッサの)とは?

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グレゴリオス(ニュッサの)…

[ラテン語]Gregorius,[英語]Gregory.332年?—394/395年.カッパドキア3教父に含められる重要な組織神学者.大バシレイオスの弟,またセバステの主教ペトロスの兄で,カッパドキアのカイザリアに生れた.長兄が同地の主教となった翌年(371年),彼はニュッサの主教に任じられた.ウァレンス皇帝がアリウス主義を支持した折,正統派信仰を強調したため,追放された(376年).378年に復職後,セバステの主教となり,アンテオケ会議(379年)やコンスタンティノポリス総会議(381年)などに出席し,活躍した.聖書解釈上は,オーリゲネースらの比喩的解釈の影響を受けるが,思考力に優れた神学者として,神の本性[ギリシャ語]ウーシアと位格[ギリシャ語]ヒュポスタシスとを区別し,三位一体の教えを擁護した.マリヤ論においては,「神の母」とする呼称を承認した.(石黒則年)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社