《1分で分かる》熊野義孝とは?

熊野義孝とは?

熊野義孝…

1899—1981年.神学者.早稲田大学を中退,東京神学社に学び,植村正久に師事する.函館教会,武蔵野教会を牧し,日本神学校(東京神学社の後身)で教える.『終末論と歴史哲学』(1933)は神学界だけでなく哲学界からも注目された.戦後は,東京神学大学教授として,キリスト教教義学の体系化に努めた.その神学の特質は,キリスト教の歴史と信仰を,神のことばと教会を基盤として理論化しようとした,極めて教会形成的で,福音主義的なものであった.植村正久と高倉徳太郎によって確立された「日本基督教会」の福音理解に,本格的な神学的表現を与えたもの,と言うこともできよう.主著『教義学』ほか,おもな著作は『熊野義孝全集』全12巻(新教出版社,1977—84)に.→日本の教会史,日本の宣教史.(小野静雄)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社