《1分で分かる》シュペーナー,フィーリプ・ヤーコプとは?

シュペーナー,フィーリプ・ヤーコプとは?

シュペーナー,フィーリプ・ヤーコプ…

[ドイツ語]Spener, Philipp Jakob.1635—1705年.ルター派の牧師で,ドイツ敬虔主義の創始者.宗教改革の時代に続く正統主義の時代に,硬直化する教会を内部から刷新しようとした.コレギア・ピエタティス(敬虔の集会)と言う,聖書研究を中心とした家庭集会を始めた.また,彼が1675年に著した,『ピア・デシデリア』(敬虔な望み)は,グループによる聖書研究,万人祭司主義の実行,他宗教の者に対する愛あふれる態度の実践,個人の回心,説教法の改革等を強調し,敬虔主義運動を導く書として,大きな影響を与えた.しかし,その主観的で個人主義的な傾向のゆえに,反対者も多かった.晩年,フランケらの同労者を得て,ハレ大学を中心に,運動の拡大を見た.(片岡伸光)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社