ルーイス,クライヴ・ステイプルズとは?
ルーイス,クライヴ・ステイプルズ…
Lewis, Clive Staples.1898—1963年.英国の学者,作家.13歳の頃神話に熱中し,幼児のキリスト教信仰を棄てた.16歳で読んだジョージ・マクドナルドの『ファンタステス』によって想像力の洗礼を受けた.ケンブリッジ大学の教師となり,徐々に知性や良心の洗礼を受け,知情意共にイエス・キリストによって変えられ,32歳でキリスト教信仰に回帰した.以来,ケンブリッジ大学の中世・ルネサンス英文学教授として65歳で亡くなるまで多方面に活躍し,キリスト教と文学の間で大きな影響を与えている.著書に,中世文学研究書『愛のアレゴリー』,聖書講解『詩篇を考える』,子供のためのファンタジー『ナルニア国物語』,自伝『喜びのおとずれ』などがある.(清水 氾)
(出典:『新キリスト教辞典』いのちのことば社, 1991)

新キリスト教辞典
1259頁 定価14000円+税
いのちのことば社
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いのちのことば社