《1分で分かる》霊的地図作りとは?

霊的地図作りとは?

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霊的地図作り…

ある土地で伝道が進展しないのは、過去にその土地が偶像礼拝の本拠であったり、悪霊とその土地の住民が契約を結んだことなどにより、悪霊の働きが顕著な“要塞”が築かれているからだという考えに基づき、土地ごとの民俗的・宗教的歴史を調べ、その過去の罪を悔い改め、悪霊を縛ったり、悪霊追い出しの祈りなどをして伝道を促進しようとする概念。ピーター・ワグナー、シンディー・ジェイコブズらによって提唱され組織的に調査活動が実践されてもいる。しかし、霊的な実在のリアリティに目を向けさせる貢献はあるにしても、過度に土地の過去の履歴に意識を集中することによって、人間そのものにサタンが働きかけ人格的な罪に陥らせるという側面や、その罪の責任を人格である個々人が問われるという、福音信仰の本質的な要素が相対的に後退してしまう危険性などが指摘されている。「霊的地図作り」には、その実践によって現実に伝道がふるわなかった地域で飛躍的に伝道が進展した実例が紹介されることがよくあるが、伝道進展の原因をそのような因果律的な解釈だけに単純化するのは間違いであり複合的な要素を見るべきだとの批判もある。
(2003キリスト教用語集より)