《1分で分かる》信教の自由とは?

信教の自由とは?

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信教の自由…

何を信じるか、また信じないかという「信教(宗教信仰)の自由」は、思想・良心の自由と並んで、他のすべての人権の基礎となるような最も大切な基本的人権といわれる。しかし、20世紀を通じてその自由は侵され続けてきた。特に冷戦時代の共産主義体制下や、今日のイスラム圏などでは、キリスト教信仰の自由が著しく制限されてきた。ヒンズー圏、仏教圏でも、それらが原理主義的な様態をとっている地域では、キリスト教信仰に対して厳しい弾圧がある。それらの体制でも表面的には信教の自由を認めるが、代々キリスト教徒の家庭の出身者が限られた場所で自分たちの礼拝を守る自由を保障するに過ぎないなど、非常に限られた自由であり、他宗教者への宣教の自由は認められないケースが多い。このため伝道を身上とする福音的なクリスチャンは迫害の対象になりやすく、冷戦後も20世紀後半に向けて、福音派への迫害はますます強まっている。そうした現状に対応して、信教の自由の確保は世界福音同盟(WEF)の主要な働きとなっている。
(2003キリスト教用語集より)