《1分で分かる》セルチャーチとは?

セルチャーチとは?

セルチャーチ…

大きな教会堂に多人数を集めることを目標とするような欧米流の従来の教会成長論に対し、1980年代から90年代、小さな信徒の集まりをセル(細胞)として、その細胞が増殖を繰り返していくように増えていくことを通して教会が成長する新しい成長論が台頭し、韓国、シンガポール、香港など世界各地で実績を上げ、急速に注目された。この「セルチャーチ運動」は日本でも福音派、カリスマ・ペンテコステ、主流派を問わず取り入れる教会が増え、そのネットワークが形成されている。弟子訓練により自立した信徒を育成し、信徒がセルの中心となって役割を果たしていく「セルチャーチ」は、従来の教職中心主義の限界を破り、16世紀宗教改革が理念として掲げながら実現しなかった万人祭司の理想を具体化しているとも評価され、単なる教会成長の一方策というより教会観の根本的な変革を促している。
(2003キリスト教用語集より)