《1分で分かる》即位の礼・大嘗祭問題とは?

即位の礼・大嘗祭問題とは?

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即位の礼・大嘗祭問題…

昭和天皇の死去に伴い、1990年に行われた天皇代替わり儀式「即位の礼・大嘗祭」に政府は公費を支出、首相や閣僚、各自治体の首長らが参列した。伝統的な神道式による儀式に公費が支出されたことから、日本国憲法の政教分離原則の違反にあたり信教の自由が侵されるとして、キリスト教界などでは反対声明が相次いだ。この時初めて、日本キリスト教協議会(NCC)と日本福音同盟(JEA)は反対署名運動で共同歩調をとり、カトリックも反対に動いた。また、天皇死去時の国民総自粛を当然とするような雰囲気は、天皇制が戦後憲法下の今日もなお、単なる日本国民統合の象徴を超えて神聖を帯びた疑似宗教性をぬぐいきれないものとして日本社会と日本人の精神性の深部に存在することを印象づけ、教会活動のあり方にも影を投げかけた。
(2003キリスト教用語集より)