《1分でわかる》カヤパとは?

カヤパとは?

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カヤパとは…

大祭司カヤパ邸での大審問によって冒とく罪に定められたイエスは、夜明けに開かれた正式議会(サンヘドリン)の手続きを経て、ローマ総督ピラトに引き渡される。ヨセフスの『古代誌』によれば、義父アンナスが解任された数年後にカヤパは大祭司になっている(後18〜37年)。
ローマ支配下のユダヤでは、国内のあらゆる不穏な動きを未然に防いでローマのさらなる介入を警戒したが、イエスを快く思わないカヤパらは、むしろこの力関係を用いて彼を葬り去ろうとした。
「あなたがたはわかっていない。だれか一人が代わりに死んで、国民全体が滅びないほうが、得策ではないか」とのカヤパの言葉は、彼自身気づかずにキリストの十字架の贖罪論的意義を預言したのだと「ヨハネの福音書」は注釈する。
(出典:岸本紘『聖書人物伝 これだけは知っておきたい127人』フォレストブックス, 2013, 215-216p)

聖書人物伝
千代崎秀雄、鞭木由行、内田和彦、杉本智俊、岸本紘 共著
224頁 定価1,800円+税
いのちのことば社