《3分で分かる》メナヘムとは?

メナヘムとは?

メナヘム…

([ヘブル語]menahēm) 「慰められた」という意味.ガディの子.シャルムが北王国イスラエルの王ゼカリヤを殺して一時王座についたという知らせをティルツァで聞き,サマリヤに行ってシャルムを殺し,彼に代わって王となった(前752年頃.Ⅱ列15:13‐14).しかし,新王に対する反乱が続いたので,ティフサフの町でメナヘムは残忍な方法で反乱を鎮圧した.自分の王座を強固にするため,彼はアッシリヤの王プルの臣下となった.そのため彼はプルに銀千タラントを贈った.彼はその銀をイスラエルのすべての有力な資産家から50シェケルずつ供出させた.アッシリヤの文書から,プルはティグラテ・ピレセル3世であることが知られている.彼はその記録で,メニヒム(メナヘム)のサマリヤを自分の属国であると主張している.この同盟は,結局はイスラエルがアッシリヤに併合されるという悲惨な結果を招くことになった.メナヘムの政策はイスラエルの反アッシリヤ派の抵抗を受けた.しかし彼は死ぬまで王座を維持した(前742/1年).彼の死後,その子ペカフヤが代わって王となった.メナヘムは自分の子に王位を継承させたイスラエル最後の王であった(Ⅱ列15:14‐22).

(出典:後藤敏夫『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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