《3分で分かる》ミカとは?

ミカとは?

ミカ…

⒈([ヘブル語]mîkā’) 「だれが主のようであるか」という意味の語の短縮形.⑴ヨナタンの子メフィボシェテの子(Ⅱサム9:12).ダビデはヨナタンとの契約ゆえにメフィボシェテを王の食卓につかせ,サウルがギブオン人の血を流したことでその子たち7人が処刑された時も彼を保護した(Ⅱサム21:7).おそらくミカもこの好意を受けたであろう.ミカの子孫は,イスラエルにおいては名の知られた人々となったと思われる(Ⅰ歴8:34‐35,9:40‐41).
⑵捕囚から帰還し,ネヘミヤと共に律法遵守の盟約を結び,印を押したレビ人たちの親類(ネヘ10:11/10:12).
⑶アサフの子孫.その子孫ウジはエルサレムにいるレビ人の監督者であり,神の宮の礼拝を指導した(ネヘ11:22).
⒉([ヘブル語]mîkāh) ⑴レビ族ケハテの子孫でウジエルの子,「かしら」であった(Ⅰ歴23:20,24:24).
⑵イスラエル(ヤコブ)の長子ルベンの子孫(Ⅰ歴5:5).
⑶アサフの子孫.その子マタヌヤは「祈りのために感謝の歌を始める指揮者」(ネヘ11:17.参照Ⅰ歴9:15).
⑷モレシェテ人の預言者ミカ(ミカ1:1,エレ26:18).(詳しくは本辞典「ミカしょ」の項を参照).
⑸ヨシヤ王の治世に神殿修復工事中に発見された「主の律法の書」が朗読された時同席したアブドンの父.その子アブドンは,イスラエルとユダのために主のみこころを求めるよう命じられた(Ⅱ歴34:20.Ⅱ列22:12では「ミカヤ」).
⒊([ヘブル語]mîkāyehû) エフライム山地の出身者.彼は母親から盗んだ銀千百枚を返したが,母親はそのうち200枚で彫像と鋳像を銀細工人に造らせた.ミカの家には神の宮があり,自分の息子を祭司としていた.やがてユダのベツレヘム出身でユダの氏族に属するレビ人がミカの祭司となった.しかし後に,相続地を求めて移動中のダン部族によって,その祭司とミカの家にあったエポデとテラフィムと彫像とは持ち去られてしまった(士17‐18章).

(出典:下村茂『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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