《3分で分かる》ホセアとは?

ホセアとは?

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ホセア…

([ヘブル語]hôšēʽa,[ギリシャ語]Hōsēe) ⒈ヌンの子ヨシュアの元の名.モーセはパランの荒野からカナンの地へ斥候隊を派遣したが,その時「ホセア」は「ヨシュア」と名づけられた(民13:16).ホセアは,ヨシュア(「主は救い」という意味)の短縮形である.ヨシュアは荒野の旅の途上,イスラエルがアマレク人と戦った時に初めて登場する(出17:9‐10).彼は「若者」であったが,「モーセの従者」(出24:13,33:11,民11:28,ヨシ1:1)として常にモーセと共に行動した.モーセがカナンの地を探らせるために斥候隊を派遣した時,彼はエフライム部族の代表として選ばれた(民13:8).偵察から帰ると,ほかの者はみなその地の住民と城壁に恐れをなしてしりごみし,カレブとヨシュアだけが主に信頼して前進するよう主張した(民14:6‐8).モーセはモアブの草原でヨシュアを後継者として任命した(民27:18以下,申3:28,31:7,ヨシ1:1以下,3:7,4:14).やがてヨシュアはシティムから斥候を派遣してエリコを偵察させ,ヨルダン川を渡るため川岸に進んだ.そして神の奇蹟によりせき止められた川を渡り,ギルガルに12の石を運んで記念の石塚とした(ヨシ4:19‐24).イスラエルの民はヨシュアに率いられて約束の地を戦い取っていったのである(ヨシ10:40,11:16,21).また,シェケムにイスラエルの全部族を集め,神の選びの民の歩みを顧みて約束の地における神の恵みを確認させた.そして,誠実と真実をもって主に仕えるように勧めた.民は「私たちは主に仕えます」と応答し,契約を結んだ(ヨシ24章).ヨシュアは110歳で死に,エフライムの山地にあるティムナテ・セラフに葬られた.
⒉ダビデ時代にエフライム族のかしらであった人物で,アザズヤの子(Ⅰ歴27:20).
⒊北王国イスラエルの最後の王で,エラの息子(Ⅱ列15:30,17:1‐6,18:1‐10).彼はペカを暗殺して王となったが,やがてアッシリヤに背いて捕囚とされ,彼の代をもって北王国は滅びた.
⒋ネヘミヤの指導のもとにあった民のかしらの一人で,盟約に署名した(ネヘ10:23/10:24).
⒌預言者ホセア(ホセ1:1‐2,ロマ9:25).
(出典:下村茂『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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