《3分で分かる》ハルマゲドンとは?

ハルマゲドンとは?

ハルマゲドン…

([ギリシャ語]Harmagedōn) ヨハネの黙示録において,悪の勢力が最終的に神に挑むため集結すると述べられている地名(黙16:16).字義的には「メギドの山」を意味すると見るのが最も自然であるが,その解釈は一定していない.現実のエスドラエロン平原にあるメギドと解する説や,その語義(攻撃,集結,軍隊)からエルサレムを指すとする説もある(参照ミカ5:1/4:14).確かにメギドは古戦場として有名であった.ヨシュア,士師時代の戦い(参照ヨシ12:21,士5:19),アハズヤとエフーの戦闘(参照Ⅱ列9:27),ヨシヤが戦死したエジプト王パロ・ネコとの会戦の場であった(参照Ⅱ列23:29,Ⅱ歴35:22‐24).おそらくヨハネはこれらの歴史的事実を思い出しながら,神とサタンの勢力との決戦の場を象徴的にハルマゲドンと呼んだのであろう.神の最終的な勝利がこの所で確定する.

(出典:石黒則年『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

新装版 新聖書辞典
定価6900円+税
いのちのことば社