《3分で分かる》ソドムとは?

ソドムとは?

スポンサーリンク

ソドム…

([ヘブル語] sedōm,[ギリシャ語]Sodoma) カナン人の領土の広がりを示す町であり(創10:19),おそらく「シディムの谷」にあった(創14:2‐3).その滅亡は神のさばきを象徴するものとして記憶された(創19章,申29:23/29:22,イザ1:9,エレ49:18,ルカ17:29,Ⅱペテ2:6).創14:2に記録される5つの町の廃墟は何も発見されておらず,その位置を確定することはできない.死海南部,エル・リサン半島の南方湖底に水没していると推定される.死海南端近くの西岸に沿って「ジェベル・ウスドゥム」(ソドムの山)と呼ばれる岩塩の山があり,それが古代名を保存していると言われる.また,エル・リサン半島の南東,死海から約8キロの所にあるBab edh-Dhraʽは発掘の結果,前2300―1900年の巡礼地であったことがわかった.シディムの谷の町に住む人々がここに参拝していたのかもしれない.
「ヨルダンの低地」(創13:10)を死海北部に限定し,東方の諸王の進軍の状況(創14:7)などから,ソドムおよび他のシディムの谷にあった町の位置を死海南部とするのは困難であるとの見解もある.

(出典:下村茂『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

新装版 新聖書辞典
定価6900円+税
いのちのことば社