《3分で分かる》サモトラケとは?

サモトラケとは?

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サモトラケ…

([ギリシャ語]Samothrakē) 「トラキア州のサモス」という意味.エーゲ海の北東部にある島.トラキアのヘブルス川河口の沖合約40キロの所にあり,東西に細長く,岩が多い.面積は約180平方キロで,中央部に標高1590メートルのフェンガリ山があって目立っている.使徒パウロは第2回伝道旅行の折,小アジヤのトロアスから船出してマケドニヤのピリピへ行く途中にこの島に立ち寄った(使16:11).
サモトラケは前8世紀以後,ギリシヤ人の手で開拓された.ギリシヤ神話ではトロイの始祖ダルダノスの出身地とされる.ペルシヤ王クセルクセスがギリシヤ征服を試みたペルシヤ戦争は,サラミスの海戦(前480年)以後,ギリシヤが優位に立ったが,この時サモトラケはペルシヤ側に味方した.ローマ時代には船舶の寄港地としての機能を果たした.

(出典:石黒則年『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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