《3分で分かる》カヤパとは?

カヤパとは?

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カヤパ…

([ギリシャ語]Kaiaphas) カヤパと呼ばれるヨセフは,ピラトの前任者である総督グラトゥスによって,紀元18年に大祭司に任じられ,36年シリヤの総督ヴィテリウスによって解任されるまでその職にあった.大祭司アンナスの婿として(ヨハ18:13),2人は密接な協力関係にあったものと思われる.ヨハ11:49‐53によれば,「ひとりの人が民の代わりに死んで,国民全体が滅びないほうが,あなたがたにとって得策だ」というカヤパの発言により,議会はイエスを殺す計画を立てた.祭司長,民の長老たちは,カヤパの家の中庭で,イエスを捕らえて殺す策略を練った(マタ26:3‐5).捕らえられたイエスは,初めアンナスのところに連れていかれたが,その後カヤパのところに送られた(ヨハ18:24).ピラトのもとに送られたのはその後である(ヨハ18:28).初期のエルサレム教会が直面した迫害にも,カヤパは一役買っていたと思われる(使4:6).

(出典:内田和彦『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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