《3分で分かる》イドマヤとは?

イドマヤとは?

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イドマヤ…

([ギリシャ語]Idoumaia) 旧約聖書で「エドム」と称された所をギリシヤ語に音訳した地名.ユダヤおよび死海の南方,主としてエサウの子孫であるエドム人が居住した山岳地帯を指す(参照ヨシ15:1,21).イエスの周囲に集まった求道者は,ユダヤ人だけでなく,近隣諸国からの人々も含まれ,その中にイドマヤ出身者もいた(マコ3:8).
従来,エドム人はイスラエルと仲が悪く,南王国ユダの滅亡(前586年)を喜び(参照エゼ35:15,36:5),ナバテヤ人の圧迫を受けてユダ南部に侵入したこともあった(前300年頃).中間時代,ヨハネ・ヒルカノス(前135―104年)は一時イドマヤを支配したが(前126年頃),ユリウス・カイザルの支持を取りつけたイドマヤ人アンティパテル2世は行政長官としてユダヤ,サマリヤ,ガリラヤを統治した(前47年以降).その後,彼の息子はユダヤの王に任じられ,ヘロデ大王と呼ばれるようになった(前37―4年在位.参照マタ2:1‐22,ルカ1:5).

(出典:石黒則年『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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