《3分で分かる》イゼベルとは?

イゼベルとは?

イゼベル…

⒈([ヘブル語]’îzebel) この名はおそらく,バアルの栄誉を表すフェニキヤ名をヘブル化したものと思われる.アグネスのように「貞淑な」という意味とする見方もある.ツロとシドンの祭司である王エテバアルの娘で,政治的同盟のため,アハブと結婚した(Ⅰ列16:31).彼女はバアルの信奉者として,450人のバアルの預言者と,400人のアシェラの預言者を抱えており(Ⅰ列18:19),主の預言者たちを迫害して殺した(Ⅰ列18:4).カルメル山で主が栄光を表され,バアルのむなしさを明らかにした時にも,イゼベルのバアルへの熱心は変わらなかった.さらに,彼女は異邦の絶対王権の考え方でナボテを謀殺し,そのぶどう畑を取り上げた(Ⅰ列21:1‐16).主はエフーの手により,イゼベルに血の報復をした(Ⅱ列9:7,30‐37).
⒉([ギリシャ語]Iezabel)テアテラの教会で人々を誤った道に導いていた女(黙2:20).この名は,背教のシンボルとも考えられる.

(出典:清水武夫『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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