《3分で分かる》アハズヤとは?

アハズヤとは?

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アハズヤ…

([ヘブル語]’ahazyāh, ’ahazyāhû) 「ヤハ(ウェ)が握られる」という意味.⒈北王国イスラエル8代目の王(Ⅰ列22:51).サマリヤで前853年頃即位.彼は南王国ユダの王ヨシャパテと同盟を結び(Ⅱ歴20:35),金を得るため船団をオフィルに差し向けたが難船して失敗した(Ⅰ列22:48).父アハブの死後,モアブ人が背いたが,それに対して彼は特に何もできなかったようである(Ⅱ列1:1,3:5).彼はサマリヤの王宮で欄干から落ちた時,ペリシテ人の町エクロンの神バアル・ゼブブに使者を遣わして病気が直るかどうかうかがいを立てさせた(Ⅱ列1:2).その使者は途中で預言者エリヤに出会い,神のさばきで王が死ぬことを宣告された.王はエリヤを捕らえようと50人から成る軍隊を3度も派遣したが失敗し,在位わずか2年にしてエリヤの預言通り死んだ(Ⅱ列1:3‐18).
⒉南王国ユダの6代目の王.前841年頃22歳で王となった(Ⅱ列8:26).Ⅱ歴22:2では42歳となっているが,これは転写過程における単なる誤写と考え得る.統治期間は1年間とされているが,父が死ぬ前から王の務めをしていたようである(Ⅱ列9:29).母は北イスラエルの王オムリの孫娘アタルヤで,彼の統治に大きな影響を与えた(Ⅱ歴22:2‐4).彼は北イスラエルの王ヨラムと共にラモテ・ギルアデでアラム人と戦った.ヨラムはその戦いで負傷し,イズレエルに退いた.そこでアハズヤはヨラムを見舞いに行くが,その時北イスラエル軍の隊長エフーがヨラムに対して起こした謀反に巻き込まれて死んだ(Ⅱ列9:14‐28).

(出典:中沢啓介『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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