《3分で分かる》アサフ(族)とは?

アサフ(族)とは?

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アサフ(族)…

([ヘブル語]’āsāp) 「集める(ヤハウェのため)」という意味であると思われる.⒈ヒゼキヤ時代の参議ヨアフの父(Ⅱ列18:18,37).
⒉レビ人ゲルショム族でベレクヤの子(Ⅰ歴6:39/6:24).ダビデ時代,神の箱がオベデ・エドムの家からダビデの町に運び込まれた時,歌うたいとして抜擢された(Ⅰ歴15:19).先見者とも呼ばれている(Ⅱ歴29:30).彼の子孫はアサフ族と呼ばれ,神殿礼拝における賛美の職務を継承した(Ⅱ歴35:15,ネヘ11:22).バビロン捕囚からの帰還者リストにはアサフ族の歌うたいとして128人が登録されている(エズ2:41).事実,神殿再建の際には,民の先頭に立って賛美の務めを果たした(エズ3:10‐11).詩50,73‐83篇題目/73‐83篇第1節に「アサフの賛歌」とつけられているのは,彼らに起源があるものと思われる.これらの詩篇ではヤハウェではなく,エローヒームが神名として使われているのが特徴的である.
⒊ダビデ時代門衛に任命されたコラ人メシェレムヤの先祖(Ⅰ歴26:1).Ⅰ歴9:19では「エブヤサフ」.
⒋ネヘミヤ時代のペルシヤ王の御園(レバノンの森林地帯を指すと思われる)の番人(ネヘ2:8).ネヘミヤは,エルサレムの城壁修復に必要な材木を供給するようにとのアサフあての手紙を,アルタシャスタ王に書いてほしいと願った.

(出典:中沢啓介『新聖書辞典 新装版』いのちのことば社, 2014)

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