編集者Sの渾身のオススメ! イースター本!

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編集者Sの渾身のオススメ!

キリストの復活

メリル・テニイ

そろそろイースターですが、いかがお過ごしでしょうか。今日はイースターらしい本をご紹介します。メリル・テニイ『キリストの復活』です。実は月刊『いのちのことば』誌の4月号で一度ご紹介しているのですが、ここでは紙面の都合で書ききれなかったことをご紹介します。

キリストの十字架については、伝道メッセージで何度も聞いていますので、その犠牲の大きさや贖いの尊さについて深く教えていただきました。けれども、キリストの復活が今日を生きる私たちにとってどのような意味を持つのかについては、それほど聞く機会がありませんでした。そこを大いに補ってくれるのがこの本です。

キリストの復活が、私たちにどれほど大きな励ましを与えてくれるかについては、『いのちのことば』に書かせていただきましたのでそちらに譲りますが、できれば私の記事よりも本そのものを読んでいただければと思います。全体で125頁ですので、そんなに厚くありません。

ここでご紹介したいのは、キリストは本当に復活されたという証拠です。この本には、幾つもの証拠が紹介されていますが、私の心をいちばん捉えたのは、キリストの弟子たちは復活を証言して殉教したという事実です。

「人は真実のためには死ねるが、嘘のためには死ねない」とテニイ先生はおっしゃいます。キリストの復活を否定する人たちは、このように考えます。キリストが死んだ後、弟子のペテロたちは今さら漁師に戻ることもできず、何とかキリストの共同体を存続させようとします。そこで考えついたのが、イエスの死体を盗み出して隠し、キリストはよみがえったと言いふらすことです。そしてキリストの十字架は敗北ではなく、人類の罪を償うための自己犠牲だったのだ、と後から高尚な理由をでっちあげたのだというのです。

さて、自分がそのようなキリストの弟子だったと想像してみましょう。自分はやがてユダヤの当局者に捕らわれます。そして刃を突きつけられて、「イエスが復活したと言うな。もし言い続けるなら殺す」と脅されます。もし自分が本当にキリストの死体を盗み出して隠した張本人だったとしたら、ここで「イエスは本当に復活しました。私はその証人です」とは言えないと思います。テニイ先生がおっしゃるとおり、こんな自分のついた嘘のために死ぬなんて馬鹿らしくてできません。やっぱり命は惜しいです。

しかし実際はどうだったでしょうか。キリストの弟子たちは、イエスは本当に復活したのだと証言して次々に殉教していったのです。この出来事を考えるとき、やっぱりキリストは本当に復活なさったのだと結論できると思いました。

ほかにキリストが復活なさったことを示す証拠に何があるでしょうか。お知りになりたい方は、ぜひ本書を手にとってお読みください。

キリストの復活
125頁 1,300円+税
いのちのことば社