イラスト:のだますみ
家庭と職場で、
信仰は、
持たず、用いず、
持ち込まず

教会の中と外での二重生活は、超おすすめ。証しの働きはできないし、うまくいけば、躓きを与えられるし。
悪魔の格言4日目
「持たず、作らず、持ち込まず」は非核三原則。信仰の「持たず、用いず、持ち込まず」は非武装三原則。教会の外での非武装状態は極めて危険と言わざるを得ません。悪魔の攻撃に自力で対抗するなど、無謀すぎます。罪の誘惑を断り、世と調子を合わせないためには、信仰の武装は不可欠なのでは。
信仰の二重生活は、証しという面でも考えさせられます。一歩、教会の外に出れば、未信者と同様の価値観で歩むとすれば、そこに信仰の証しはありません。それどころか、教会の中での様子を知っている方々は、一貫性のなさに、躓きを覚えるかもしれません。
恐れはあるでしょうし、勇気も必要です。でも、教会から世に遣わされているとの意識をもって、「持つし、用いるし、持ち込むし」の信仰三原則にチャレンジしてみませんか。
聖書「あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。」(箴言3章6節)
【著者紹介】水谷 潔(みずたに・きよし) 日本キリスト福音キリスト教会連合(JECA)春日井聖書教会協力牧師 キリスト教性教育研究会・会長
高校教師を経て伝道者へ。「小さないのちを守る会」の主事、代表を歴任。金城学院大学、名古屋大学医学部非常勤講師の経験があり、ラジオ福音放送「世の光・ジェネレーションX」のパーソナリティー、ブラックゴスペルクワイヤーのチャプレンなども務める。